1939年、株式会社アンスコの前身である「安藤鉄工所」を創業した安藤秀男は、寡黙で誠実な、そして厳しくて優しい、明治の男でした。技術者である秀男は、第二次世界大戦に徴兵され、終戦後、工場が空襲の被害を受けたものの、旋盤を修理し、職人たちと共に工作機械の加工・組立の仕事を再開しました。
秀男の長男、秀隆は、高校生の頃から家業を手伝い、大家族を支える為、とにかくよく働きました。高校3年の夏、名古屋駅から大曽根まで、重い鋳物材料をリヤカーに積んで独力で歩いて運んだ経験は、社員教育で語り継がれている大切なエピソードです。開発者である秀隆は、人との出会いを大切にし、いつも探究心旺盛でした。知人の紹介から訪ねたヨーロッパ出張をきっかけに、ねじに関する自動省力化機械の設計開発に成功しました。そしてアメリカ向けねじの需要に応える為、自社ブランドのねじの製造販売を開始しました。
このように当社の歴史は、『 技術革新と人の和 』 という哲学によって創られてきました。
これからも守り続けていくものは、創業者と開拓者、偉大な2人と技術者たちの想い。
それは、仲間と共に汗をかき、知恵を出しながら愚直に働く喜び、人との出会いを大切にすること。
そして時代の変化に合わせ、変えていくことは、よりグローバルな視点と、常にお客様の視点でシステムを再構築していくこと。
そのために常に学び続け、自己革新していくこと。
これらを日々実践していくためには、決して現状に満足しない、得意な技術を過信しない、そして常に前を向き道を切り開いていく精神と行動力が大切です。
我々アンスコは、お客様の【締結】に関する期待を常に越え、満足して頂ける製品やサービスの供給を使命としております。常に先手を打ち、新しいご提案をさせていただきます。
社員には、創意と工夫で伸び伸び活躍できる、やりがいのある職場環境を提供します。
地域社会には、インターン受入、社外清掃などの活動を通じて貢献してまいります。
これからのアンスコの活動に、ご期待下さい!
代表取締役社長 安藤 秀文